基礎知識
「犬のしつけ」で困っている方やこれから「子犬のしつけ」をする愛犬家様のために。しつけをする上で大切なことは、飼い主であるあなたの意思を、犬が理解しているかどうか、ということです。子どものしつけと同じように、良い行動をほめ悪いことはその場で厳しく叱る、という姿勢で常に犬と接するようにしてください。
Lessonn1 トイレのしつけ方
Lessonn2 食べさせてはいけない食品
食品の中には、人間には安全でも犬が口にすると健康を損なう恐れがあるものが沢山あります。
それらの食品についてきちんと把握し、日頃から十分注意しておきましょう。
※以下はアレルギーを引き起こしにくい食材です。ドッグフードに使われていることも多いので、フード選びの参考にしてください。
鶏肉・なまず・にしん・さけ・くじら・あざらし・鹿・トナカイ・カンガルー・鴨・七面鳥・ラム
馬肉・白身魚
タマネギ・ネギ | 含まれる成分によって赤血球が破壊され、溶血性貧血を起こす恐れがある。貧血や黄疸、鼓動が早くなる、下痢や嘔吐といった症状がみられる。タマネギを煮た汁の中にも犬にとって有害な成分が溶け込んでいるので注意。ニンニク、ニラも同様に危険。 |
---|---|
ほうれん草 | シュウ酸が結石を引き起こす可能性が高い。 |
トマトの葉・茎 | 実の部分は問題ないが葉と茎に含まれる成分・ソラニンにより胃や腸、神経系統に害を及ぼす恐れがある。 |
タケノコ | 消化不良を引き起こす可能性がある。 |
牛肉・豚肉 | アレルギーを誘発する危険性がある。犬用ガムで牛皮や豚の耳を使ったものがあるが、それも避けた方がよい。 |
ハム・ソーセージ | 犬にとって塩分が多すぎ。心臓や腎臓に負担をかけてしまう。 |
タコ(イカ、エビ、カニ) | 消化不良を引き起こす可能性が高い。 |
背の青い魚(イワシ、サバ、サンマなど) | 魚の表面に含まれる遊離ヒスチジンが細菌に分解されると、犬にとって有害なヒスタミンになり、アレルギーを引き起こす危険性がある。 |
煮干し | 豊富に含まれたミネラルが結石の原因になる可能性があります。 |
鶏や魚の骨 | 裂けやすい鶏の骨や、鯛などの太くて硬い骨はノドや胃に刺さる可能性がある。 |
牛乳・チーズ | 乳糖を分解する酵素を持っていない犬が多いため、そうした犬にとっては下痢や嘔吐、血便、アレルギーなどの原因になる。与えるなら犬用のミルクを。 |
香辛料 | カレー粉や唐辛子など刺激の強いものは胃に負担をかけます。 |
コンソメ | うま味成分の中にタマネギが入っていて、タマネギ中毒を起こす危険性がある。 |
チョコレート | テオブロミンという成分によって中毒が起こる。嘔吐・下痢のほか、酔ったような動き、震えや不整脈などの症状がみられる。摂取量によっては昏睡や死亡にいたる場合もある。 |
ミネラルウォーター | マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが、尿結石を引き起こす可能性がある。 |